2013年1月21日月曜日

降矢奈々のコペンハーゲン展・レポート その2

今日も、前回につづきまして、
昨年11月10、11、12日と3日間
「手から手へ」コペンハーゲン展を訪れた、
降矢奈々さんの現地レポートをお届けいたします。


降矢奈々のコペンハーゲン展・レポート その2

 10日の午後は、第二展示会場のブックフェアへ行きました。
ブックフェアの会場は、BIBIANAデンマーク・オフィスから
歩いて5分ほどのBellaセンターの敷地内にあります。


 Bellaセンターのオーナーは、デンマーク国内の
風力発電機生産シェアで第一位のVestas社です。

なので、敷地内にはりっぱな風車が。

また、風車の羽が1枚、
オブジェのように展示されていました。

で・でかい!





 日本でもおなじみのこのマーク、


 1975年デンマーク生まれって知ってましたか?



生まれたばかりの頃は、こんなだったそうです。

 現在、デンマークの風力発電の割合は、約20%です。
その他は、石炭、天然ガスなどの火力発電で、原発はありません。
2020年までに、風力を40%まで上げるのが目標。
洋上風力発電の建設に力を入れているそうです。

このような国での展覧会が、「手」展ヨーロッパ巡回の
最終地になったことは、未来を暗示しているかな?
  
そうそう、第1回目は、国民投票で
「原発NO!」を表明したイタリアでしたね。








 ブックフェア会場って、どの国も似たように見えます。

ここでの特徴は、北欧の出版社が多かったことかもしれません。



ハルキ・ムラカミは人気があるのね。

あ、手がいっぱい!



デンマークの昔の写真がパネル展示・・・
そこから、1枚おまけ。


 ここが「手から手へ」展のブース。





 デンマークのイラストレーターズ・クラブが、
自分たちのブースのスペースを半分、
「手」展のために譲ってくれたのです。

イラストレーターのみなさん、ありがとうございます!


  www.illustratorgruppen.dk


 ブックフェア開催中の3日間、BIBIANAデンマーク
の人たちは、交代で会場に常駐し、訪れる人たちの
質問にていねいに答えていました。       




その誠実な様子に、私は、自分たちのやって
いることへの責任を再確認させられたのです。

「手から手へ」ヨーロッパ巡回展は、大きな展覧会ではありません。
しかし、巡回展の行われた各地では、
現地の人たちの助けなしには何も実現しませんでした。
みんな、日本のこと福島のことを思っての無償の行為です。

そして、今、私たちには、その人たちとのつながりができました。
その人たちを裏切ってはいけない、がっかりさせてはならない、と  
  強く思うのです。これから先も、志を同じく皆とつながり続けていきたい。

だけど、それを続行させていくことって、ほんとうに大変です。





ここはブックフェア会場の子どもイベント・スペース。

明日の11日は、私がここで、ささやかな
「手から手へ」展ワークショップをやります。

ドキドキドキドキ・・・・。   


つづく

(降矢)


心臓ドキドキの降矢さん、、、どうなるのでしょうか。。。

みなさまもぜひ、ご感想を、
記事の下にあるコメント欄に投稿してみてくださいね。
書き方が分からないよ〜という方、ご安心ください。
下に記入方法を書きました。
たぶん、あっていると思います。。(ちょっと不安ですが。^^)
参考にして、チャレンジしてみてくださいね。

また、降矢さんをはじめ、手から手へ展の出品作家を
日本展公式サイトでもご紹介しています。
こちらもあわせて、ぜひ、ご覧ください。

それでは次回、コペン展レポートその3、とうとう最終回です。
ひきつづき、どうぞお楽しみに!

(さかた)


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