2012年12月21日金曜日

「手から手へ」展に、みなさんの手を!

こんにちは。

今日は実行委員会より、
ご寄付とご協賛のお願いです。

 スロヴァキアに住む降矢奈々さんの呼びかけから広がった「手から手へ」展。
この世界巡回展のテーマは、「震災と福島原発事故後の世界から子どもたちの
未来を考える」です。展示作品はチャリティー販売され、売上金のすべてが、
福島県の子どもたちの健康を守る支援団体に寄付されます。

 1年間のヨーロッパ巡回の後、さらにたくさんの絵本作家たちが参加し、
2013年3月より日本国内を巡回することになりました。

 しかしそのためには運営資金がかかせません。
子どもの未来を考える世界中の作家たちのメッセージを、
さらに大勢の手から手へと伝えていくために、
どうかみなさんのあたたかな「手」を貸してください!

(手から手へ展実行委員会)

新図録作成へのご寄付のお願い

3月からの日本巡回展のために、約50名の作家が加わり、
7カ国110名の作品を収めた新図録を制作します。
256ページ(オールカラー)、A4版、1500部の予定です。
その資金が不足しており、ご寄付、ご協賛をいただければ幸いです。
差し支えのない限り、寄付された方のお名前は、図録に明記いたします。

*お名前の図録掲載は1月20日をもって終了いたしました。
たくさんのあたたかいご協力に、心より感謝いたします。

引き続き、運営のためのご寄付、ご協賛をお願いしております。
どうぞよろしくお願いいたします。

ご寄付の際に、連絡先住所と表記すべきお名前を事務局までお知らせください。

1. 企業の御協賛   一口 10,000円
2. 個人の御協賛   一口 3,000円

お振込口座:三菱東京UFJ銀行 築地支店 普通0109801

〒104-0061 東京都中央区銀座4−14−4−1206
(株)ブルージエイ内 「手から手へ」実行委員会事務局
tel:03-3543-0155 fax:03-3543-0157
e-mail:diplomat-eye@af.em-net.jp

事務局代表:降矢奈々
実行委員:五十嵐恵子、兼森理恵、田中尚人、野坂悦子、広松由希子ほか

公式サイトのこちらから、チラシのPDFダウンロードができます。

デザイン by 小柏香

2012年12月14日金曜日

ヨーロッパ展 カタログのご紹介と申込方法



今日は、手から手へ展、ヨーロッパの
展覧会カタログをご紹介したいと思います。

印象的な赤い表紙に積み上げられているのは、
作家たちの思いのこもったメッセージカードです。

カタログは、降矢奈々さん
マルティン・ヴァンチョさん広松由希子さん
それぞれの展覧会への思いからはじまり、
木坂涼さんアーサー・ビナードさんの詩「どこへ」、
ヨーロッパの各地を巡った作品へとつづきます。

作品は1人2ページにわたって、大きくご紹介。

もちろん、表紙にデザインされたメッセージカードも
絵や、手書きの文字まで、じ〜っくりとご覧いただけるように、
ひとつひとつ、写真とテキスト入りで掲載しています。

右の裏表紙は、このブログの背景でもおなじみの、
トム・スコーンオーへさんの"星々のきずな"という作品です。
なにやら不思議でおかしな生き物たちが、
みんな楽しそうに手と手をつないでいますよ〜。
あ、スケボーにのった赤ちゃんまでいる!

手に取った方は、ぜひ探してみてくださいね。

(さかた)


*展覧会カタログをご希望のみなさまへ*

カタログは、価格:2000円(送料込)で販売しています。
(サイズ:縦25.5×横21cm、150ページ)

残り部数に限りがございますので、ご希望の方はお早めに
下記の宛先まで、ファックス、またはメールにてご連絡ください。
どうぞよろしくお願いいたします。

〒104-0061
東京都中央区銀座4−14−4−1206(株)ブルージエイ内 
「手から手へ」実行委員会事務局
tel:03-3543-0155 fax:03-3543-0157
e-mail:diplomat-eye@af.em-net.jp
お振込口座:三菱東京UFJ銀行 築地支店 普通0109801

(手から手へ実行委員会)

2012年11月30日金曜日

嵐の夜も、、、



こちらは、某日の会議のようすです。

夕暮れどき、しとしとと小雨の降るなか、
実行委員会のメンバーは、都内某所に集まりました。

司会進行役は、スロヴァキア語の翻訳でも
ご活躍いただいた、木村英明さん。
降矢奈々さんも、スカイプで参加です。

この日は 話し合いの途中に、突然、
ザザーッと 激しい雨が降りだしました。
窓の外が、ビカッ!と光ったかと思うと、
こんどは大きな雷鳴がとどろき、、
まるで嵐のよう、、、


けれど、
雨にも嵐にもまけず!

実行委員会では、
もっともっと 
日本巡回展盛り上げようと、
メインの展示のほかにも、
さまざまな企画を練っているところです。

あんなことや、こんなこと、

みなさまにお知らせできるまで あと少し。。 
どうぞ、もうしばらく、たのしみにお待ちください。

(さかた)

手から手へ第一回日本巡回展
安曇野ちひろ美術館(長野県安曇野市)
会期:3月1日(金)〜5月7日(火)


2012年11月23日金曜日

手から手へ展のこれまで6

スロヴァキア・ブラティスラヴァ番外編


Jaslovské Bohunice原子力発電所を訪れた二人


ベートーベンの住んでいた町

ベートーベンが暮らした家

ペジノクの公園、マグノリアの下でスケッチ


公園の池にて、ミジンコ取りのおじさんたち


ペジノク、春の公園の夕暮れ


スロヴァキアには、この展覧会の呼びかけ人である
画家の、降矢奈々さんペテル・ウフナールさん
ご一家が暮らしています。
今回の番外編は、日本からの参加作家のひとり、
早川純子さんがスロヴァキアを訪れたときの写真です。

最後の夕陽の写真は、わたしがとても心を動かされた1枚。
そこには降矢さんの、

「ペジノク、春の公園の夕暮れ。
 スロヴァキアって、こういう国なんです。
 特に観光地の目玉はないけれど・・・・。」

ということばが添えられていました。

(さかた)

2012年11月16日金曜日

手から手へ展のこれまで4


手から手へ展のこれまでをご紹介する、今日の一枚は
2012年3月28日からはじまった、
スロヴァキア・ブラティスラヴァ展へやって来た子どもたちです。

メッセージがしっかりと伝わるように、
ヨーロッパ展のカタログには
作品や作家のプロフィールや写真とともに、
メッセージカードの訳が3カ国語でのっています。
(日本語、英語、スロヴァキア語)
会場にも、本物のカードを並べて展示しました。

日本で今なにが起きているのか、
作家たちはなにを伝えようとしているのか、
世界のたくさんの子どもたちに
みて、感じてもらえるように。

この展覧会に、大人はもちろん、
未来をつくる子どもたちが
こうしてやって来てくれることは
なによりもうれしいことです。

(さかた)

2012年11月9日金曜日

 "世界のててて" はじめました。




ワルシャワ・がらくた店の "て"


"手から手へ"展にちなんで、
作家や協力者のみなさんから集めた様々な "て" を
ご紹介していく企画、名付けて、"世界のててて"。
今日は記念すべき、一手目です。

写真は、チェコ・プラハ在住、
版画家・イラストレーターの石田菜々子さん
ワルシャワ巡回展のときに撮影してくれたものです。

いろいろな形がある中でも、手の形には、
なぜか目をひきつける力がありますね . . . 
この中に "て" はたった一つだけ、
というところにも、偶然じゃない
特別な出会いを感じてしまいました。

ということで、
不定期連載・ブログ係の箸休め企画、
"世界のててて" これからもどうぞお楽しみに♪

(さかた)


2012年11月2日金曜日

日本巡回展へむけて


ただいま実行委員会は、日本巡回展へむけて、
日々準備を進めているところです。

写真は、9月1日に開かれた会議のようす。

こんなふうにメンバーが集まって、
アイデアをだしあったり、話し合いをかさねています。
作家の数も、これから増える予定で、
まだまだやることは、山積み。。。
でも、"手から手へ"には、
頼もしい助っ人がたくさんいます。

おかげさまで、
第一回日本巡回展の会場も決定しました!
スタートをきるのは、
長野県安曇野市、安曇野ちひろ美術館、
会期は3月1日(金)〜5月7日(火)です。
http://www.chihiro.jp/azumino/

手から手へ、じわじわとひろがっていきますように。

(さかた)

2012年10月26日金曜日

手から手へ展のこれまで3

イタリア・ボローニャ番外編








手から手へ展が終わったあとの日曜日、
展覧会の会場だった中世美術館では、
中世ルネッサンスダンスの発表会が行われたそうです。
通訳などでもご協力いただいているイタリア在住の
森泉文美さんが、写真を送ってくれました。
まるで絵画の世界そのままの建物も、美しい衣装も、
さすがイタリアの人たち、しっくりと似合ってますね。

(さかた)

2012年10月24日水曜日

ヨーロッパ巡回展、最終開催地決定!


"From Hand to Hand" Exhibition in Copenhagen !"
いまもヨーロッパの各地をめぐりつづけている「手から手へ」展。
とうとう、ヨーロッパ巡回の最終開催地が決定しました。
デンマークの首都・コペンハーゲンです! 

デンマークでの受け入れ先、 BIBIANA Danmarkのご協力により、
11月からなんと一ヶ月間!の展覧会が決定しました。
WM Mountain Building 一階にある BIBIANA Danmark の
オフィスにて、約50点の作品が展示されます。
展覧会オープニングは、111日、夕方5時より、
BIBIANA Danmark オフィス にて開かれます。

会期:2012111日~121
会場:BIBIANA Danmark オフィス
住所:WM Mountain Building, Ørestad Boulevard 55b, 2300 Copenhagen , Denmark

そしてその展覧会期間中に、コペンハーゲンの
Bella Centretで開かれる “BogForum” bookfair でも
合わせて、作品の一部を展示します。

会期:2012119日~11
会場:“BogForum” bookfair Bella Centre
住所:Bella Center, 2300 Copenhagen, Denmark

2会場は、距離的に近い場所にあるので、
ブックフェアのお客さんが、もうひとつの会場へも
ぜひ足を運んでくれるように、ブックフェア会場での
宣伝を充実させる計画です。

(降矢)

***

降矢奈々さんより、コペンハーゲン展の
開催決定のお知らせが届きました。
会場になる建物の名前は、マウンテン・ビルディング。
いい名前だなぁ、、、と思いつつ、
送られてきたアドレスをクリックしてみてびっくり。
その名前に納得!の、"マウンテンな建物だったのです。
気になる方は、ぜひ上の "WM Mountain Building" 
ところをクリックしてみてくださいね。

それはさておき、イタリア、スロバキア、ドイツ、オランダと
旅してきたヨーロッパ巡回展、最終地デンマークの人たちへ
手から手へ、しっかりとつながりますように。

(さかた)

2012年10月19日金曜日

手から手へ展のこれまで1


今日は、手から手へ展のこれまでを、
1枚の写真からご紹介したいと思います。

2012年3月20日、手から手へ展は、
イタリアのボローニャ市からはじまりました。
ボローニャは、毎年、世界最大の子どもの本の見本市が
開催される場所として知られる、美しい町です。
その見本市の開催中、公式イベントのひとつとして、
旧市街の市立中世美術館(Museo Civico Medievale)で
展覧会をひらくことができました。

東日本大震災の後、
自分たちにできることは何か、
作家たちはメールでのやりとりや、
話し合いをつみかさねました。

そして、展覧会の開催へむけて
一人一人が、震災の現実と向き合い、
思いを込めて、絵やメッセージをかきました。

カタログをつくり、ウェブサイトをつくりました。
展示する場所をさがし、絵を額にいれて運び、
壁にかざって、ポスターをはりました。

たくさんの出会いと協力をえて実現した展覧会、
とうとう作家の思いがかたちになった、記念すべき日の1枚です。

左から、早川純子、降矢奈々、広松由希子


(さかた)

2012年9月28日金曜日

手から手へ。展覧会の言葉。


「手から手へ・ 11、3、2011 震災後のメッセージ」展

2011年3月11日、この日を境に日本は一変しました。
M9の強大な地震。それにより発生した大津波による東日本の太平洋沿岸地域の壊滅的な被害。さらに追い討ちをかけるように“福島第一原発”が大事故を起こしました。放射能は大気中、海洋へと漏れ出し、今もなお事故終息には程遠い状況です。
津波被災地の復興と放射能汚染地域の除染は、日本にとってできるだけ早く解決すべき課題です。しかし、原発事故後時間が経てば経つほど、放射能汚染の除染 の困難さが、普通の日本人の目にも明らかになってきました。子どもは放射線の影響を大人より強く受けます。子どもを持ったお母さんや若い女性の不安は甚大 です。

このような状況の中、アートに何か手助けができるでしょうか。生きることで精一杯の人々にとって、アートなど役立たずでしかないのでしょうか。アートに何ができるのか…。

日本のイラストレーター有志が、世界の仲間たちに声をかけて、この展覧会を企画しました。テーマは「震災そして原発事故後の世界から私たちの未来を考える」。
参加者は、日本から28人、スロヴァキア13人、イタリア3人、オランダ4人、そしてベルギー4人。参加者一人ひとりが、この現実を見据え、メッセージを込めた作品を展示します。

今この時、私たちアーチストができることのひとつ。
私たちの発するメッセージが観客の方々に届き、それが人々の手から手へと伝わり世界に広がっていくことを願い、この展覧会に「手から手へ」展と名づけました。

この展覧会の第一回巡回展は2012年3月から始まります。
多くの方々が会場へ足を運んでくれますように!。

降矢奈々
「手から手へ」展主催者代表