今日は、手から手へ展のこれまでを、
1枚の写真からご紹介したいと思います。
2012年3月20日、手から手へ展は、
イタリアのボローニャ市からはじまりました。
ボローニャは、毎年、世界最大の子どもの本の見本市が
開催される場所として知られる、美しい町です。
その見本市の開催中、公式イベントのひとつとして、
旧市街の市立中世美術館(Museo Civico Medievale)で
展覧会をひらくことができました。
東日本大震災の後、
自分たちにできることは何か、
作家たちはメールでのやりとりや、
話し合いをつみかさねました。
そして、展覧会の開催へむけて
一人一人が、震災の現実と向き合い、
思いを込めて、絵やメッセージをかきました。
カタログをつくり、ウェブサイトをつくりました。
展示する場所をさがし、絵を額にいれて運び、
壁にかざって、ポスターをはりました。
たくさんの出会いと協力をえて実現した展覧会、
とうとう作家の思いがかたちになった、記念すべき日の1枚です。
左から、早川純子、降矢奈々、広松由希子
(さかた)
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